2022/11/19

新宿ライオンプラザでの「とうとうたらりとうたらりあがりららりとう」を見に行った。

第一会場では足袋をはいて様々な舞台、生というか人の営みに足を踏み入れる。そこでは天皇チッソ、太陽であったりとした、上からの人の存在も見る。

第二会場はこわそうで屋上にしか入れなかったけどスタッフの人話しながら見たのがよかった。飴屋法水たちの個人的な生活という第一会場で提示された大きな枠組みの生に対しての抵抗としての個人の生活が展示されていた。飴屋法水たちのホームである新宿という街を見下ろすことで、飴屋法水たちの生活の上に冷蔵庫があることを強く意識した。

上からの人、天皇チッソ、太陽であったりとした抑圧者は人で作られている偶像の抑圧だし、能の舞台も人が作っている人為的なもの。それこそ資本主義だって。結局人に行き着くんだよな〜という循環構造みたいなのを強く意識させられた。太陽のぞくな!という置かれているま双眼鏡?は太陽を見ることで、認識してしまったら偶像ではなくなってしまうことを示している。

作品っていうよりも第二会場の屋上での大きな物語に逆らうような生活の提示の仕方がとても好きだったんだと思う。第一会場だけだと、だいぶ怖い内に向いた展示になってしまうと思う。

ちょっとシティでエモーショナルで少しSFの映像が海外のアートシーンで流行っていると感じてる